アニメを見るときにパッと見の印象ってすごく大事で、ビジュアルからして面白そうな作品って沢山あるんです。
例えば人気の鬼滅の刃だとか今季でいうとグレイプニルといったパッとキービジュアルをみて
っていう作品は見る人を引き付けてくれる。
そして沢山の人に見てもらえて人気がより膨らむって構造。前評判で既に人気の作品なんかはちょっと例外かもしれません。笑
そんな中派手さは無いものの、名作の匂いがぷんぷんする2020年春アニメ
【イエスタデイを歌って】がまるでドラマのような素敵なアニメだったので5話までの感想をまとめて紹介していきます。
作品概要
原作 | 冬目 景 |
監督 | 藤原 佳幸 |
制作 | 動画工房 |
話数 | 放送中 |
あらすじ
新宿にほど近い私鉄沿線の小さな街で、
悩み、迷いながらも懸命に生きる4人の男女の姿を描いた、
人生と愛のストーリー。
ほんの少しの誤解がすれ違いを生み、それぞれの想いが錯綜する。
49%うしろ向き、
51%まえ向きに生きる、
日常のものがたり。
TVアニメ「イエスタデイをうたって」公式サイト
1〜5話までの感想
※原作未読の為結末等はわかりません。
舞台は下北沢周辺、大学卒業後フリーターとしてコンビニバイトをやりながら生活をしている主人公はなんだかやるせない毎日を過ごしていた

そこに突如現れたカラスを飼っている少女との出会いで今まで止まっていた時計の針が動き出すように少しずつ物語は進む。
ジャンルは完全に人間ドラマ。
これといって派でなシーンは勿論ないしあっと驚くような力が湧いてくる奴もいない、フリーターという設定もそうだが現代にメッセージを伝えようとしているのでは?
まあ大枠は人間ドラマと恋愛ですね!
現実に近くリアルな日常を描く今作は是非大人の貴方にこそみてほしいアニメです。
ドロドロした感じは無く、人間ドラマといっても学生と社会人の狭間で将来何になりたいかわからない、自分が何をしたくて今何をすべきかに悩む主人公はある種無気力にも見えて何処となく寂しそう。

そんな主人公を取り囲む突如現れた少女やバイト先の先輩、そして好きな人。
とても狭い世界を描いた作品になっています。
主人公は好意を抱いていた大学の同級に思いを伝えるべきではないと考える。
自分がフリーターで、相手は社会人
それだけじゃなく今の仲のいい友達という関係が壊れてしまうのが怖い。きっとおんなじような気持ちになった事がある人も多いでしょう。
それでも一度はっきりさせたい彼は思い切って相手に気持ちを伝えます。
ちょっぴり切ないラブストーリーがきっとこれから描かれるんだろうなぁなんて思いながら楽しみにしているヤサイマン

意中の相手には、実は昔亡くなってしまった大好きだった幼馴染みがいて、その弟が上京して主人公に詰め寄ります。
その弟も兄ばかりみていた彼女に振り向いてほしい、そして彼女は時が止まった自分が時々嫌になる。
そんな基本モテモテの彼女のライバルが謎のカラスを飼っている少女です!
いつも明るく振る舞っているちょっと不思議な少女は彼女と主人公の狭間で私は2番でもいつか1番になりたいと願う。
あっ喋りすぎてネタバレになっちゃってますね笑
続きは本編で楽しみましょう!
派手なアニメとは一味違う今のリアルを描いた【イエスタデイを歌って】はドラマ化待ったなしだとおもいますよ!
まとめ
人間ドラマを描いたアニメでこれほどリアルを描いた作品は無かったであろう【イエスタデイを歌って】
きっと同じように学生と社会人の狭間で自分がしたい事を探しもがいているあなたにこそ刺さる名作です。
2020年春アニメの他の作品が気になる方はっこちらの記事を参考に選んでみてはどうでしょう。
今のままがいいのか進んだほうがいいのか迷ったっていいじゃないか、それでも決めるのは自分自身だ。
ヤサイマンでした!
めっちゃおもろそう!みてみよっかなっ