『魔法使い』この単語を聞くと皆さんはハリーポッターなど空想の物語をイメージすると思います。
ですが魔法使いは実在する人物が結構多いんですよね、神話的な人物も多いですが
イングランド生まれの「アレイスター・クロウリー」は世界で最も邪悪な魔術師と呼ばれイングランドを追放された過去をもちます。
ちなみにトートタロットという有名なタロットを考案したことでも有名!
実際にハリーの様にパトローナム出来たかはわかりませんが魔法使いや魔術師は実在した人物が多くいる事から彼らをモデルに今日の創作に多くの影響を与えていると言えますね。
どうもホグワーツから入学の手紙が未だに来ないヤサイマンです!
今回紹介するのは魔法使いが大活躍するお話
【ラディアン】
一期21話 二期21話
全42話
魔法使いが増える要因とは?!
評価
ありきたりだが王道好きはありかも?
魔法使いの弟子をしている主人公が自分の夢に向かって師匠の元を離れ
空から降ってくる強敵達の住処『ラディアン』を探し求め旅をするっていうものすごくありきたりな内容。
原作はなんと珍しいフランス漫画
本筋としては魔法使いの冒険もので単純に思うかもしれないが、魔法使いは空から降ってくる敵に接触した呪いでなってしまい、一般人から差別されているっていう設定はちょっと面白い
こういった王道ファンタジーは近年凝った設定のものが多かったので逆にシンプルでみやすいのは良かった。
原作・制作・監督
原作 | トニー・ヴァレント |
監督 | 岸誠二 |
制作 |
あらすじ
田舎町で暮らす魔法使い見習いの少年セトはいつの日かかっこいい魔法使いになりたいと願い
師匠である女魔法使いのアルマに稽古をつけてもらう日々を過ごしていた。
しかしいつも気合が空回りしてしまうセトは街中で厄介者扱いされていた。

そんなある日、空から人類の敵「ネメシス」の卵が降ってきたことにより街は大混乱
それをみたセトは勇敢にネメシスに立ち向かいなんとか街の人々を守ることに成功した。
だが、この戦いで繰り返すネメシス襲来を待ち受けるだけではダメだと感じたセトは
ネメシス達が暮らすとされる伝説の地『ラディアン』を見つけ根絶するという目標をたてる。
セトのラディアンを目指す冒険が始まる!
主な出演声優
声優名 | 役柄 |
花守ゆみり | セト |
悠木碧 | メリ |
小市眞琴 | ミスター・ボブリ |
大畑伸太郎 | ドク |
朴璐美 | アルマ |
遊佐 浩二 | ダート・ドラグノフ |
子安武人 | グリム |
OP & ED
曲 | 歌手 | |
一期OP | 「Utopia」 | SOIL |
一期ED | 「ラディアン」 | ポルカドットスティングレイ |
二期OP | 「ナラク」 | Halo at 四畳半 |
二期ED | 「ちっとも知らなかった」 | NakamuraEmi |
良いとこ&悪いとこ
- 魔法使いが生まれる理由
- フランス漫画が原作
- シンプル&よくある話
魔法使いが生まれる理由
設定として魔法使いは練習してなるものとか全員が魔法を使えるというものではなく
ネメシスという人類を脅かす謎の生命体に触れると呪いとして体の一部に変化があり魔法が使えるようになる。
一般の人々からは感染者と呼ばれ差別されているが、分け隔てなく接してくれる人も存在する
まさに現代の世の中とおんなじような感じだ

魔法使いを感染者と呼び存在自体を危険視する敵対組織と感染原因のネメシス、その両方と争う魔法使いは
常に板挟みで一般人からはネメシス討伐以外の時は恐がられているので少し寂しい気持ちになる。
原作がフランス漫画ということもあり、政治的要素と宗教的要素がみられるのも海外ならではだと思う。
フランス漫画が原作
海外の小説が原作とかならまあありがちというかある話だとは思うが、海外漫画が原作となると超レア。
珍しいなんてレベルではない!
それだけで見る価値があるというものであろう

海外の漫画といえばアメコミがパッと思いつく人が多いと思うがまさかのフランス漫画
しかもものすごく日本の漫画に影響を受けたであろう作画な感じも良くいえば懐かしく
悪くいうとよく見る作品。
シンプル&良くある話
ここからちょっとディスっちゃうから注意してくれ、ラディアンファンは飛ばしてもらえるとありがたい。
そもそも大筋が魔法使いの弟子が悪を退治するために成長しながら旅をするっていう内容はおそらく全漫画家が考案してありきたりすぎるからボツにしたであろう設定だと思う
要するに単純すぎる。
捻りゼロだ
捻りゼロが悪いとは言わない。

シンプルイズベストって言うしな
そう、だけどもそれはプラスアルファがある場合のみ許される設定だと思う。

超人的な画力があったり伏線回収が神がかっていたり、そんなプラスアルファがあればこそシンプルが際立つもの
今作はシンプルではあるが良くある話としてまとまっているので終始退屈しながら見た印象
と酷評したがテンポは悪くないのでサクサクみれたからよしとしよう!笑
感想
なんやかんや色々書いてはみたが途中で見るのやめちゃうほどではないし、たまーにシリアスなシーンも相まって謎に見れた。
フランスパワー‥‥なのか?笑
骨太ではない王道ファンタジーって感じでちょっと薄い気もするが見終わると
そこまで悪くなかった気になるのが少し不思議である。
でも薄いことに変わりは無いので今回は評価も低めにしてあります。
ラディアンファンには申し訳ないと思うが三期をやるのであれば気合を入れ直してほしいと思いましたとさ。
まとめ
【ラディアン】は良くも悪くも王道をいく作品!
ドラゴンボールなど超日本的王道作品が好きな人はみてみてはどうでしょうか!
一気見したい方はストリーミングサービスに加入必須です!参考は下記記事へ。
「ラディアン」の公式サイトはフランス語になっていますので翻訳者のTwitterを貼っておきますね!
YouTubeで海外マンガを紹介するチャンネルを始めることにしました! 作品紹介とか翻訳のこととかサウザンコミックスのこととか海外マンガに関するあれこれを発信していけたらと思っています。よかったらぜひ見てみてください!https://t.co/PwDo96vuJv
— 原正人(バンド・デシネ翻訳) (@MasatoHARA) May 28, 2020
「俺は見捨てないからさ」
ヤサイマンでした!
エクスペクトパトローナームっ!