ゾンビ映画やウィルスに感染した敵と戦うゲームってみなさんはやったことありますか?

バイオとかウォーキングデッドとかな!
まさにその通り!
特に有名なのはあのバイオハザードシリーズ!
ゲームが大ヒットして映画化と一気に認知度が上がったと思います。
ウォーキングデッドなどのドラマの方がパッと思いつくっていう方も多いかもしれませんね。
なんでこんなにゾンビ対人間物がブレイクするのでしょうか?
やっぱり自我が失われた生物に対する恐怖と倒すときの爽快感や達成感、あとは恐怖に打ち勝った時のホッとするところなどでしょうか?
怖いもの見たさというか、ホラー映画の怖いんだけど見ちゃうっていう心理にアクションをうまく繋げたって所がポイントなのかもしれませんね!
今回紹介させてもらうアニメも
人間が不死に近いゾンビと化してしまった
カバネという存在に人類が生きるスペースを侵されつつも、人とカバネの中間の存在
「カバネリ」の主人公が
カバネと戦いながら時には仲間とぶつかり合い
もがきながらも進んでいく!
【甲鉄城のカバネリ】
全12話+劇場版(海門決戦)
早速紹介したいと思います。
評価
美しい映像の中でどこか懐かしさを感じる
設定的にはまさしく王道のゾンビものですが主人公が脳まで感染する前に食い止め半分人間、半分カバネ(カバネについては後に解説)
というちょっとした捻りも加えつつ、ストーリーというよりも映像美や表現力で勝負した作品
時代背景も面白くて、お城や刀を持った侍がいるかと思えば蒸気機関車が物語の軸になっていたりと江戸と明治と現代の文化をごちゃ混ぜにしたような世界観です。
ファンタジーと一言で言ってしまえばそれまでですが、あくまで日本っぽさを崩さずに表現している所が懐かしさを感じる部分なのかな?
日本が舞台のジブリ作品のような風味を感じるダークファンタジーってところでしょう。
既存作品とは一風変わっていて引き込まれるがストーリー性は気薄、飽きてしまう人もいると思います。
原作・監督・制作
原作 | 大河内一楼 |
監督 | 荒木哲郎 |
制作 | WIT STUDIO |
甲鉄城のカバネリはWIT STUDIOが手掛けたオリジナルアニメで、
監督は荒木哲郎構成・脚本はコードギアス 反逆のルルーシュを担当した大河内一楼 キャラクター原案は美樹本晴彦と超豪華メンバーで出来上がる前から名作になるだろう作品です!
あらすじ
人を噛みウィルス感染させ種族を増やしていくカバネに世界は浸食されていく中
極東の島国 日ノ本では駅と呼ばれる砦を駿城という装甲機関車で移動する事により
カバネから隔離されたインフラが整っており、人々はカバネと接触することなく生活できていた。

製鉄や機関車生産の行われる顕金駅では、主人公生駒が、対カバネ武器の研究やウィルスが脳へ侵入するのを防ぐ器具の発明など独自で研究に明け暮れていた。
ある日、無名という少女を乗せた駿城の一つ・甲鉄城が幕府最大の要害・金剛郭に向かう途中に顕金駅に立ち寄る。カバネに乗っ取られた別の駿城が顕金駅に突入し駅は放棄するしかなくなってしまう。そんな中生駒はカバネに対抗するも噛まれ、自作の器具を用いてウイルス侵食を止めるも、体はカバネながらも理性と人格を保った存在・カバネリになってしまう。
主な声優一覧
声優名 | 役柄 |
畠中祐 | 生駒(いこま) |
千本木彩花 | 無名(むめい) |
内田真礼 | 四方川菖蒲(よもがわ あやめ) |
梶裕貴 | 逞生(たくみ) |
沖佳苗 | 鰍(かじか) |
伊瀬茉莉也 | 侑那(ゆきな) |
増田俊樹 | 来栖(くるす) |
宮野真守 | 天鳥美馬(あまとり びば) |
OP &ED
おすすめ理由
- 引き込まれるような映像
- キャラクターデザインが良い
- 生と死の狭間
引き込まれるような映像
これは単に作画が素晴らしいとかそういうことが言いたいわけではない。
昔の城下町のような街、そしてそれに相反するように力強く走る蒸気機関車
複雑な駅の構造などなど、とても細かいところまで作り込まれている。

Production.G.Iから独立しただけあってアニメ作品への愛を画面から強く感じることが出来る数少ない作品の一つだろう。
ヤサイマンとしては「ストーリーとかもっと凝った感じ出せなかったのかよ!」
とも思うが、逆にシンプルな方が映像としてのクオリティーは高まるのかもしれない。
単純に初めて見たとき、綺麗だな
と感じた。
キャラクターデザイン
キャラクター原案は美樹本晴彦さん
マクロスシリーズや機動戦士ガンダムシリーズを担当された事で有名
もちろんデザインの江原康之さんも進撃の巨人などを手掛ける凄い人だ!
キャラクターは一言で表現するのは難しいが
サクラ大戦+るろうに剣心を2で割ってパキッとした感じだ。伝わる訳ないけど一応言っておく!
まあそんなことよりも無名がかわいいんだ、他のキャラクターはこの際もう解説しません。

だってみんな無名ファンなんでしょ?わかってますから!
吹き出し 偏見がすごいな
でも実際ヒロインである無名のコスプレをする人やイラスト人気なんかも間違いなく無名がNo. 1です。
だって可愛いもの!
生と死の狭間
世界観設定として世界規模でカバネの侵食が進み、どんどん人間の生活するスペースが小さくなってきています。
そこで装甲蒸気機関車の駿城にのって各駅に移動しカバネと隔離された生活を営んでいましたが、ジリジリとカバネ達は生活区を侵食
そもそも、今作はカバネと人間の戦いというよりカバネと人間と中間のカバネリを渦巻く人間模様の中で必死に生きる
というテーマの作品。
なので基本的にカバネ最強です。普通に一般人はやられまくります。

常に死の可能性がすぐそこにある中で人間同士のイザコザも抱えながら懸命に生きる
それこそ甲鉄城のカバネリの醍醐味だと思います。
感想
監督 荒木哲郎さんが発表当初に言っていた通り、王道な作品で
どこか懐かしさも感じるデザインはとても美しく尚且つ古さを感じさせないかっこいいアニメになっています。
世界観は蒸気機関や製鉄が盛んという近代的ではない中でより肉体的な戦闘シーンや美しいムービーに目を奪われてしまいますが、そんな中でも主人公生駒と無名の心が少しずつ寄り添っていく

歯がゆいくらいの純粋な心は、きっとカバネという恐怖と自分たちもいつかそうなってしまうのではないかという不安の中で誰かに支えてもらうことの安心感をお互いが感じ
それがお互いの居場所になっていく恋っていいなあってなりました(笑)
映画もありましたが、24話くらいでじっくりストーリーを進めていったほうが
より細かい設定や世界観を表現できて良かったのではないかと感じています。
そして日ノ本以外の世界の状況もにおわせて程度に盛り込んであると続編への期待感がよりわいていいのになと感じました。
まとめ
美しい映像に目を奪われがちな今作ですが劇場版【甲鉄上のカバネリ 海門決戦】がdアニメストア
で視聴可能になりました!
甲鉄上のカバネリの最新情報はTwitter又は公式サイトでご確認ください。
【パッケージ発売決定!】『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』のBlu-ray&DVD発売決定!!美樹本晴彦描きおろしBOXに加え、特典DISCに今回行われた仮アフレコ映像なども含めた豪華仕様!詳細はこちら https://t.co/NECrP5UDKD pic.twitter.com/DcgJ6Pjdbm
— 甲鉄城のカバネリ (@anime_kabaneri) August 8, 2019
貫け、鋼の心臓を。
ヤサイマンでした!
[…] 「お前は人か、カバネか!」カバネvs人間のバトルアクション! 甲鉄城のカバネリ今回は甲鉄城のカバネリ!おすすめなので絶対読んでください こうかいしますよ?hennayasai.com2020.02.16 […]