日本史上最強の武勇を誇った戦国武将は誰だと聞かれたら島津の名前を出す人は少なくない
九州の島津四兄弟は日本史が好きな人なら必ずといっていいほど知られた超有名人!
よくぞ言ってくれました鬼島津!
これは二男の島津義弘が余りにも強いことでついた通称です。
島津四兄弟はとても兄弟の絆が強く、当時豊臣秀吉が島津家を恐れて弟の義弘を優遇し、兄の家久を冷遇する事で仲違いを図り失敗したとあるほど!
兄弟っていいなって思うヤサイマンです!
今回紹介するアニメの主人公は四兄弟長男
島津家久の息子・他に類を見ない美少年で武にも秀でたとされる島津豊久の物語
【ドリフターズ】
全14話
関ヶ原にて敗戦の将となり山中を彷徨っていた豊久に起こった出来事とは?!
早速紹介していきます!
絵が似ていると言われることもある漫豪こと藤田先生の名作も合わせてどうぞ!
評価
独特の絵が魅力的、設定も新しい!
俗に言う異世界転生モノではあるが転生した人物が勇者だとか、チート魔術師とかそんなんじゃなく歴史上の人物たち。
主人公島津豊久をはじめ織田信長や那須与一など生きた時代が違う人物達を一つの世界の同じ時間軸に一挙転生させる夢のような作品。
過去にタイムスリップで信長の時代にいってみたり、はたまた信長が現世に来たりなどの作品は正直溢れるほどあるが【ドリフターズ】の様な設定の作品は珍しい!
まさにアイディアの怪物といえるだろう。
あと単純に絵に力がある、迫力お化けとでも言っておく!
原作・制作・監督
原作 | 平野耕太 |
監督 | 鈴木健一 |
制作 | フッズエンターテイメント |
あらすじ
時は戦国、1600年関ヶ原の戦い
死地と思われた戦場から撤退し、なんとか生き延びた島津豊久は一人山中を彷徨い歩いた。
そんな豊久がたどり着いた場所には謎の男「紫」がいた。

ここは何なのか問う間もなく謎の扉の向こうへと送られる豊久だったが待ち受けていたのは
人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる「人ならざるモノ」が暮らす異世界だった。
様々な時代から送られてきた歴史上の偉人たちと共に異世界の戦場を駆け巡る第一歩が
始まることになる。
主な出演声優
声優名 | 役柄 |
中村悠一 | 島津豊久 |
内田直哉 | 織田信長 |
斎賀みつき | 那須与一 |
鈴木達央 | 菅野 直 |
仲野 裕 | 山口多聞 |
青山 穣 | ハンニバル |
家中 宏 | スキピオ |
宮本 充 | 紫 |
OP & ED
曲 | 歌手 | |
OP | 「Gospel Of The Throttle 狂奔REMIX ver.」 | MINUTES TIL MIDNIGHT |
ED | 「VERMILLION」 | 黒崎真音 |
おすすめ理由
- 時代の違う史上の偉人たちが共演
- 大胆な表現
- シリアスとコメディのメリハリ
時代の違う史上の偉人たちが共演
豊久が異世界にきて最初に会うのが
織田信長と那須与一
信長は1500年代に活躍した人物ですが皆さんあまり聴き慣れないかもしれません「那須与一」
彼は源頼朝の元で働いた弓の名手で1100年代後半から1200年代に生きたとされる人物。
※ちなみに弓の練習をしすぎて、左右の腕の長さが違かったと言われています。

この二人だけでも300年以上の開きがあります他にも多くの武人偉人が登場しますが、日本だけに止まらず世界各国の名を馳せた人物が一挙に集結しているってところがポイント!
例えばスポーツでいうとリオネル・メッシとマラドーナはどっちが上手いかなど議論されたりするわけですが、その世代の違う名プレイヤーを一挙に集結させたわけです。
もう何でもありなんですよ、それが創作のいいところです!
大胆な表現
一言で大胆なと言いましたがこれには色々な意味を含んでいます。
擬音が特徴的な所やグロテスクな表現も多いです、これだけ武人が集まっているのでもうお気づきかもしれませんが
首どころか胴体ごとバッサリいったりしますから苦手な方は注意!

武人っていうのは基本的に戦大好きなんですねきっと、どんな時代にいっても戦うことをやめられない男たちなんでしょうし
豊久なんかは闘争本能剥き出しでやばい顔しますからね。みててゾクゾクします。
シリアスとコメディのメリハリ
戦闘シーンだけってわけでもないですが、結構シリアスな場面がたびたび出てくる今作
そりゃー皆さん命のやり取りをしているわけですからふざけてなんかいられない。
相手も自分も命をかけてぶっ殺しに行くわけなんですが、なにもシリアスばかりじゃないのが良いところでもある!

コメディー色の強いシーンなんかも結構あってとてもみやすいです!
武人の異世界転生ってだけで重たいテーマになってますからコメディーを間に挟んでバランスをとっているんでしょう。
これはまさに好みの問題だとは思いますが、ヤサイマンは見ていて疲れてしまう作品とかは毛嫌いする傾向にあるのですごくちょうどいい!
感想
歴史上の人物が登場するアニメが大好物のヤサイマンとしてはどちゃくそタイプの今作。
歴史モノだけに絞るとアンゴルモア元寇合戦記、キングダム、るろうに剣心とか色々ありますが史実の人物と異世界.、そして世代すら超えるなんてのはチートでしょう!
しかも主人公が島津ですよ!信長の野望ファンなら間違いなく知っているであろう島津の強さ

あいつらは放っておくと九州制圧するからな!
きっと漫画家なら一度は思いつくであろうテーマの「史上の人物×異世界」ですが
面白くする自信が無いのか単に難しすぎるのかなかなか出会えませんでした。
今作は本当に面白すぎるくらい面白い!
そして絵がいい!これは単に好みが分かれそうなモノですが島津豊久の戦に取り憑かれた様な目、たまりません。
まとめ
【ドリフターズ】は2009年に連載開始して早10年以上経ちますが未だに既刊6巻‥
前作の【HELLSING】も10巻で終わりましたので、短く濃い作品が特徴なのでしょう。
原作の進み具合にもよると思いますが続編に期待しつつ気長に待ってみてはどうでしょう?
「ドリフターズ」の最新情報はTwitter又は公式サイトでご確認ください。
作者Twitter
自分も高校行ってゲーセン通いだしたら撫荒さんいるし
— 平野耕太 (@hiranokohta) June 6, 2020
東デ入ったら1個上に介錯さんいるしで
然程年齢でショックというのはあまり感じなかったのう https://t.co/TQPwWE2Irt
「こいは合戦ぞ」
ヤサイマンでした!
鬼島津とか聞いたことあるな