めっちゃ評価が低い本作品、商業的にもかなり失敗したと言われてます。
バチバチにこき下ろすと思った方には申し訳ないですが。
だけど釣極堂的には結構いい映画だったなぁと印象でした。
最初に言っておきますこの作品を見るときは。
- 期待しないでみる。
- エンタメ作品ではない。
- アニメと思って観ない。
- 合わないと思ったらそっとPCを閉じる。
事が大切かと…。
さて今回は解説と言うにはおこがましいですが、解説を含めて紹介していきたいと思います。
では、今回はしっとりと紹介していきますね。
最初に。
原作は森博嗣、知らない人は知らない知ってる人は知っているそんな作家さんですね。
とにかく速筆で100冊は著書があります。
なんでこんな事を知ってるかと言うと釣極堂が普通に好きな作家さんだからです。
全部で30冊くらいは読んでいるのでファンと言っていいですね。もちろんスカイクロラシリーズも読んでます。
そんな釣極道の感想としてはよくぞスカイクロラの雰囲気をここまで再現してくれたなと…
ストーリーについて退屈と言ってる方が散見されますが普通にこんな話なんでしょうがないと言うか、そこが良い作品なんですよね…
実際、詩みたいな感じにもかかわらず普通に会話文もあるわ難しい飛行機の用語は出てくるわやけに哲学的で一回読んだだけではなかなか理解できなわって感じの難しい作品なんですよ…
正直映像化に向いてないと思います。
押井守監督作品であること声優。
アニメに特化した人間じゃないので釣極堂にとって押井守監督はなんの思い入れもありません。
正直ちゃんと認識したのがこの記事を書く上で調べたからってくらいです。
攻殻機動隊もsacは見た事がありますし好きな作品ですが、ゴーストインザシェルは見た事がありません…これから観ようと思ってます。
有名な監督ですがとにかく期待しないで見てください。エンタメを排除し日常を描いてます。
でも非現実や空虚、鬱作品を得意としている監督のようなので本作にはあっていたんだろうなぁと思いました。
間違っていたらすいません。
さて今作品はおそらく押井監督によっていわゆる普通の俳優さんや女優さんが声優に起用されていますが…
正直すげぇ微妙です!!w
それでもこの作品に出会えてよかった。
こればっかりはしょうがない事実として微妙です。
でもこんな日常とか虚しさとか描いてる作品にいわゆるアニメ声な人起用するわけにはいかないだろうし。
かえってこれで良かったんじゃないかなって思ってます。ってのは言い過ぎですかね?w途中とか本当に酷かったw
だけど特に後半の草薙水素/菊地凛子の長セリフにはこの作品と言うかなんというか全てが報われたと言うか…このシーンの為だけにここまで観てきたのかもしれないと思う迫力がありました。

なんか生きていくってただ悲しんでいられなかったり虚しくてでも生きるところまで生きるんだなぁって思いました。
生きようと生きていかねばと思わなくても勝手に生は続いていく作品を通してそんな印象を受けましたね。
最後に。
この作品を見終えたあとの感覚はアニメではなく邦画とか小説を読み終えたような感覚で釣極堂的にはなかなか好きな作品でした。
とはいえ最後まで淡々と進むので山場無しオチ無しとか退屈とかつまらないとか思うかもしれません。
なので期待しないでニュートラルな気持ちで見てみてください。
もしかしたらすごい刺さる作品になるかも?いや…ハードルあげるのはやめときますねw
次はゴーストインザシェルかイノセント観たいと思います!
ちなみにアマゾンプライムで観れますよ。
当ブロブのストリーミングサイト比較記事はこちら。
以上、釣極堂でした!
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