ありとあらゆる批評サイトで軒並み上位に食い込んでいるシュタゲ。
というかトップ3には必ずと言っていい方入ってるんじゃないでしょうか。
これはアニメブロガーたる者観るしかないでしょ!と観た結果…
期待しすぎたのかもしれませんが釣極堂の感想を一言で言うなら思ったより普通だった。って感じです。
お怒りになる方も沢山いることでしょうでもちょっと待ってくれ。本当に申し訳ない頼むから怒らないでいただきたい…
どうも、俺の話を聞けこの記事だけでいいでおなじみ釣極堂です。
さて、落ち着いてくれこんなうんちブロガーがいくら普通だったと言ったところで作品の評価には一ミリたりとも傷はつかないし公衆トイレの落書きにも満たないような批評だと思う。
結果から言ってしまえばラスト5話くらいからの伏線回収の爽快感は素晴らしかったし面白かったです。
でもさ、でもね、ちょっと言わせてよってのがこの記事の主題です。はい。
では感想発表していきます。
※例によってネタバレは極力しません。あらすじもキャラクター紹介もあんまりしません。
序盤つまらない問題。
シュタゲを見始めて数時間たったころの釣極堂の率直な感想はつまらないこれに尽きます。
いやつまらないはちょっと違うかな、正確には退屈だなって感じで山場とかひきが全然なくて嘘だろ…シュタゲってすごく人気のある作品のはずなのに…って震えました。
体感面白くなり始めたのが15話くらいからでしょうか。12話くらいまですごく退屈で何というか続きがきになるって気持ちに一切ならないですし作品を通して関係ない会話多めなのもあってか話が全然進まないテンポ悪いって印象がすごく強かったです。
全24話で結構長いんですが伏線に時間かけすぎだと思います。
例えばこのストーリーで90分程度の映画だったら印象は違かったのかもしれないですが主人公岡部の心境の変化を描くためにはしょうがなかったのかもしれないと今なら思えますが結構な苦痛でかなりマイナスポイントかなと
もう一点だけ酷評させて、キャラクターの個性死んでないか?
これも序盤に顕著なんだけどもテンプレートな厨二病とほわっとした女の子とオタクって型にはめたようなキャラクター達に血が通ってない感がハンパなくないですか?
故に会話がすごくつまらなかったです。
もちろん山場を迎える後半になるにつれ活躍しだす岡部は躍動という言葉が適切だと思えるほどイキイキとしだすのですが、他のラボメンはそうでもないと思いました。
特に後半になるにつれ感情移入してくるまゆしぃとダルにもうちょっと活躍させて欲しかったなぁって思います。
主人公の岡部がかっこよすぎる件
キービジュアルの右端にいる白衣の男性なんですが。
見終わって一番強い感想が岡部がカッコ良すぎるだろおおおおおってことで。
めちゃくちゃイケメンとかめちゃくちゃ頭がいいとかでもないキャラクターでこんなにカッコいいキャラクターがいただろうか?いやいない!
むしろかなり痛いやつなのにこのかっこよさは革命的でもっとこんな主人公が増えても良いと思えるほどです。
アニメ史に残る名キャラクターだと思います。
ニュアンスで言うとすごい力は無いけどパワースーツの力を借りてカッコいいアイアンマンのロバードダウニーJr.みたいな感じですかね。
尻上がりタイプなのは間違いないのだけれど…
この作品を語る上での結論は尻上がりタイプなのは間違いないと言うこと。
最後まで見ないと勿体ないタイプで後半が良いだけに前半の残念さが際立っているって感じでもったいなさもすごく感じました。
とは言え前半を伏線張りに終始してしまったのは個人的にマイナスポイントなのも間違いなく…
悪く言うなら結末に自信があったから序盤を蔑ろにしているのか?とも感じました。だとしたら非常に残念です。
素晴らしいラストがあるなら序盤やテンポの悪さは度外視でいいのか?とも思いました。
とりあえず人には勧めにくいなぁと思います。
似ていると思った作品。
ずばりシャーロットですね。
感想も同じで面白いんだけど序盤が伏線張りに終始してるのがもったいないなぁと思いました。
共通点がシュタゲもゲームからの発信でシャーロットはゲームのシナリオライターの麻枝氏ってところなんですがもしかしたら普通の原作者がいるタイプの創作とはアプローチが違うのかもしれませんね。興味深いです。
最後に。と批評の難しさ。
記事を書くにあたって最近よく思うのは言葉の難しさなんですよね。
つまらないと退屈とか過大評価とか言ってることはおなじでも印象が違いますし。
今回は記事を書くのにかなり緊張しましたw人気のある作品だけに不快に思う方もいると思いますし面白かったんだけどなんか微妙だったなんてぼんやりした批評をつけるのも申し訳ないですし。
いろいろな価値観があり好き好みがあるのは当たり前の事ですしあくまで釣極堂個人の感想で作品を貶めたり好きなひとを馬鹿にするような気持ちは一切ありません。
作品として面白いのは間違いないと思います。ただ観出したら絶対最後まで観てくれ!ってのは個人的にはあんまり好きなタイプの作品では無かったって感じです。
とりあえず今回はご勘弁ご容赦いただきたいところ…
以上、釣極堂でした。
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